１歳児のミルクはいつまで？卒乳児期の目安

１歳児にミルクはいつまであげる？

1歳を過ぎた頃から、そろそろ卒乳や断乳を
考え始めるママが増えてきますね。

離乳食が進んで、栄養を食事から
摂ることができるようになるので、
栄養面から見るとしたら、やめても良い頃だと
皆さん考えられています。

その頃になると、だんだん飲まなくなる子も
いますし仕事に復帰するなどで、
ママの事情がある場合もありますね。

中には、保育園に入園予定なので、授乳を
やめなければと思っていらっしゃる方も多いです。
でも、今は、入園だからといって断乳してください
という保育園は少なくなりました。

保育園にいる間はミルクで、お家に帰ってからは、
母乳育児でというスタイルを、おすすめしている
園も多いようです。

ですので、周りの状況というよりも、
ママの気持ち、体調、また、子どもの気持ち、
体調を見ながら、断乳、卒乳の時期を考えたらよいでしょう。

母乳の場合、ママが大変でなければ、
急がなくても大丈夫。
特にいつまでということはありません。

２歳、３歳まで飲んでいる子もいますし、
1歳のお誕生日できっぱりやめるという子もいます。

また、極端な例をあげれば、１歳過ぎて
いったんやめても下に赤ちゃんが生まれた時、
赤ちゃん返りでまた飲み始める子もいるくらいです。

ただ、ミルクの場合は、哺乳びんで与えるため、
奥歯が生えたら虫歯の原因になりますので、
寝る前、寝かしつけのときの授乳は
辞めたほうがいいでしょう。

母乳をやめても、必要な栄養や
水分が食事からちゃんと撮れていることが
大前提ではありますが、子どもの様子や
体調はもちろん、ママの気持ち、ママの体調、
などなど、様々な方向から見て、
卒乳、断乳時期を決めましょう。

食べる量などにムラがあっても、
3回の離乳食が習慣になっている。
離乳食も進んで、幼児食に移行してきている。
1人でしっかり歩ける。

ママが少し離れても1人で遊ぶことができる。
ある程度、言葉の理解が進んでいる。
ママの言っていることがわかるようだ。
コップ、ストローとかマグなどでもいいので、
哺乳瓶以外で水分がとれる。

そろそろやめたいと思っている。
または、もうやめてもいいかもと思っている。
病気で薬を飲む必要がある、または入院しなければならない。
体力的、精神的に授乳ということの負担が大きい。
乳房、乳首のトラブルが続く。

このような目安で、一つでも当てはまれば、
卒乳、断乳を考え始めて良いでしょう。

子どもも一歳を過ぎると、自然と欲しがらなくなる
子もいます。授乳の回数自体が減って、
自然に母乳を卒業する子も少なくありません。

１歳を過ぎた子どもにとっての授乳とは、
栄養面からというよりも、精神的な安らぎのため
という意味合いが大きいと思われます。

授乳の方法としては、完全母乳、完全ミルク、
混合と、あると思います。
比較的、母乳の子どもが授乳回数が
多いような感じです。毎食後に飲ませている方が
ほとんどですね。寝る前や夜中に起きた時にも
母乳を与えるかたが多いです。

もちろん悪くはないのですが、離乳食が進まないなどのいる時は
与える量や回数を減らしてみましょう。

混合で育ててる場合も離乳食後に
一日２回から３回でしょうか。
この場合も離乳食が進まないなどの
状態があれば、回数や量を見直してみましょう。

ミルクで育てているときは、やはり離乳食後
でしょうが、一日１．２回でしょうか。
この場合も同じで、離乳食が進まないときは
量を減らしてみましょう。

授乳をやめると、急にお兄ちゃん、
お姉ちゃんになります。

夜中もぐっすり眠るようになってくるし、
離乳食、幼児食も今まで以上に
食べるようになります。

急に大きくなってきたようで、少し寂しい気が
するかもしれませんが、反面、頼もしくなって、
子育てもどんどん楽しめるようになってきます。

この卒乳、断乳に関しては個人差や、
ママの考え方の違いが大きくでてくるところです。
みんな、いろんな考えがありますが、
すべてはかわいいわが子のために
いろいろ考えて選択すつことですので、
周りに流されず、自分たち親子にとってよい
タイミングで卒乳、断乳時期を決めれたらいいですね。