1歳児の脱水症状について〜原因や対策〜

1歳児の脱水症状について〜原因や対策〜

 

大人だけに限らず、
子供でも病気や夏場等の脱水症状は
大変危険な事でもあります。

 

今回は歩き始めの時期の1歳児の脱水症状に
ついてお話させて頂きます。

 

原因や対策をしっかりと把握して、
今後の育児に生かして頂けたらと思います。

脱水症状とは、分かりやすく言えば、
【身体に必要な体液が、何らかの要因によって不足してしまう】
事が原因なのですが、

 

基本的には、
体内の水分とナトリウム(塩)が
不足している状態を指します。

 

夏場などは汗を大量にかくので、
水分不足になりやすいのと、
ナトリウム不足にもなるので、
しょっぱい梅干しや、
塩分の強い食事等を頂いくといったように
みなさん工夫して対策を行っているかと思います。

 

脱水症状になってしまうと、
頭痛や吐き気はもちろんの事、
だるさや、けいれんなどの症状が身体に現れます。

 

又、自分では水分補給出来ない乳幼児や、
高齢者の方は脱水症状になりやすいのですが、
発熱や口渇状態、更には意識の混濁など
かなり危険な状態になる事もあるのです。

 

特に乳幼児は、大人が水分を与えてあげないと
水分補給が出来ませんから、
大人がこまめに水分補給をさせてあげる事が
大事です。

 

【脱水症状=必ずしも命に関わる!】
とまでは言いませんが、
最悪の場合は死に至る事もあるので、
日々、生活している中で、
常に気を付けておく必要があるものなのです。

 

 

1歳児の脱水症状の原因

 

脱水症状も色々な原因で、
起こりうるものなのですが、

 

実は子供は小さければ小さい程、
体の中の水分の割合が多く、
大人よりも子供の体内の方が、
圧倒的に水分量の割合が多いのです。

 

なので、逆を言えば、
幼児はこまめに水分補給をしていないと
すぐに脱水症状になってしまうという事なのです。

 

1歳児の脱水症状で比較的にかかりやすいのが、
暑い日に外で遊んだ時です。

 

1歳前の頃は、まだそれほど歩く子は
ほとんどいなかったのに対して、
1歳過ぎの子は徐々に歩き出したり、
早い子は走ったりもします。

 

それだけ運動量が多くなりますから、
【汗もその分かく】という事なのです。

 

ですから、遊びに夢中になっていて、
水分補給を怠ると、
頭痛や吐き気などの症状が出始め、
脱水症状になってしまうのです。

 

又、風邪等で熱を出した時にも
脱水症状に注意です。
風邪による嘔吐や下痢の時には、
水分がかなり失われてしまいますから、
ほんの少しの水分でも良いので、
口に含ませてあげる事をお勧めします。

 

 

外出先での脱水症状の対策

 

脱水症状対策もその時によって
いくつかの方法があるものですが、

 

まずしっかりと朝食、昼食、夕食
そして、【おやつ】をあげる事です。

 

参照:1歳に与えるおやつの適正の量やオススメは?

 

水分も大事ですが、
塩分や身体のスタミナをつけてあげるだけでも、
身体の体内バランスが整いますので、
身体が強くなります。

 

そして外出先では、水筒や、
マグマグコップ等を持参して、
いつでも飲めるようにしておく事です。

 

又、汗で洋服もびちゃびちゃになりやすく、
その洋服でエアコンのきいている室内に入ると、
汗が一気に冷えて風邪を引きやすくなりますから、
【お着替えセット】は、
めんどくさくても外出する時には
持って行かれた方が良いです。

 

 

万が一外出先でお着替えを忘れてしまった場合は、
ママのハンカチや、ショートタオル等を活用して、
幼児の背中に入れてあげると、
汗をかいてもタオルが吸収してくれますから、
遊び終わった後にタオルを取ってあげるだけで、
シャツや洋服がほとんど濡れませんから、大変便利です。

 

 

風邪等による脱水症状の対策

 

私も実際に育児をして経験した事なのですが、
1歳過ぎの子供は本当によく熱を出します。

 

その子によっても風邪に対する抵抗力は
違うのですが、

 

上の息子は本当に熱を良く出し、
いきなり嘔吐するといった事が良くありました。

 

そのような子でしたから、
脱水症状も心配で、かかりつけの医師に
相談をさせてもらった事があったのですが、

 

『子供用のポカリスエットもあるけど、
1歳ぐらいの小さい子は、自分の好きなジュースでも良いよ。』
と、言う事でした。

 

 

なので、虫歯等も気になる方もいるかとは思いますが、
風邪や特別な病気の時には、
その子の好きな物をあげても良いと学びました。

 

又、下痢の時は、水分を摂る事で
またお腹がゆるくなってしまう事も
ありますから、
お腹をあまり刺激しないような
ぬるめの温度の飲み物を
『こまめに、ほんの少しずつ口に入れてあげる』
事です。

 

後は、胃に優しいうどん等の食べ物よりは、
逆にある程度の消化時間がかかる
食べ物の方が、
下痢の時間を遅らせる事が出来るようです。

 

かと言って、特別消化時間のかかる
食べ物という訳では無く、
うどんだったら、ご飯という感じの程度で
全く問題はありません。

 

後は、食欲が無さそうであれば、
食べ物は無理にあげずに、
すりおろしりんごですとか、
果物を、少しあげるといったぐらいで
十分です。

 

 

脱水症状にならない為にも

 

ここ最近は、温暖化の問題もあり、
夏場はとても暑い日がちょくちょくあります。

 

又、お休みの日にレジャーに行く際には、
混みあっていて、
『飲み物もなかなか買えない!』
という事もありますから、

 

飲み物、おやつ、お着替えセットなどは
脱水症状の予防の為にも
大事な必需品だと思いますので、
ぜひ持って行って下さいね!!

 

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