ロタウイルスの予防接種は必要？～副作用や効果、費用について～

子どもがかかりやすい病気の一つです。

中には、予防接種を受けた方がいいのか、
迷っているママも多いかと思います。

今回は、
「ロタウィルスの予防接種は必要か？
副作用や効果、費用」について、
私の経験を含め詳しくまとめました。

どんな病気？

毎年流行しているようです。
感染すると、嘔吐・下痢・発熱といった
症状が続き、脱水症状を
引き起こすこともあります。

白い水様便が出るのが特徴です。
幼いほど重症化しやすい傾向が
あります。

重症化してしまうと、
けいれんや脳症を起こすこともあります。

また、この病気に対する特効薬はなく、
対処療法となるようです。

また、大人も感染することがあります。
軽症で治まることが多いようですが、
同じように白い水様便が出たり、
嘔吐、発熱といいった
症状が出ることもあります。

子どもも大人もかからないようにするには、
予防するのが重要になってきますね。

予防接種は必要？どんな予防接種？

ロタウィルスの予防接種は２種類あります。

・ロタリックス
流行化しやすく、重症化しやすい
ヒトロタウィルスを弱毒化したもので、
経口タイプの予防接種です。

２回接種します。
初回接種は生後２０週までに行い、
生後２４週までに完了させるのが
良いとされています。

・ロタテック
ウシロタウィルスに
ヒトロタウィルスを組み込んだもの。
経口タイプの予防接種です。
３回接種します。

初回接種は生後２４週までに行い、
生後３２週までに完了させるのが
良いとされています。

どちらも任意接種なので、
接種するかどうかは、
お母さんの判断によります。

この予防接種が受けられる
期間が決まっています。

妊娠中か、産後すぐに、
接種するかどうか、考えないといけませんね。

私は出産後、友人に相談したり、
家族と話し合って決めました。

友人の多くが接種していたこともあり、
最終的に摂取することを決めました。
また、経口タイプの予防接種なので、
ミルクや授乳は予防接種の
３０分前には済ませておくといいですよ。

直前に飲ませると、
吐き戻すことがあるからです。

効果や副作用は？

予防接種を受けた場合、
どのような効果があるのでしょうか？

効果としては、

・感染したときの症状を和らげる
・効果は少なくても３年は続く

といった効果があるようです。
予防接種したからと言って、
かならずしもかからないと
いうわけではありません。

副作用はどのようなものがあるのでしょうか？
経口タイプの予防接種なので、
接種した後３０分ほど様子を
見るために安静にしておくことが必要です。

この間に、けいれんなど症状が出た場合は
すぐに受診しましょう。

接種後３０日間に、
下痢、発熱、鼻水、咳、ぐずり
といった症状が出ることもあります。

数日で治まるようですが、
心配な場合はかかりつけの
小児科を受診しましょう。

腸重積という、腸の一部が
重なり合うといった症状が
出る場合もあるようです。

不機嫌、顔色が悪い、
血便がでる、お腹が張っている
といった症状があれば
すぐに診察をうけましょう。

接種から７日間はリスクが高いようです。
何か変わった様子はないか、
しっかり見てあげることが必要ですね。

私の子供の場合は
二人とも接種しましたが、
副作用は出ませんでした。

ただ、接種した当日は
少しグズグズしていたような気がします。
翌日には普段どおり機嫌もよかったので、
とくに受診するようなことはしませんでした。

費用はどのくらい？

費用は、

・ロタリックス
１回１２０００～１５０００円
２回で２４０００～３００００円

・ロタテック
１回８０００～１００００円
３回で２４０００～３００００円

だそうです。

行う回数は違うものの、かかる
費用はだいたい同じようですね。
医療機関によって費用が違ってくるので、

かかりつけの小児科医で
費用は確認してくださいね。

自治体によっては
助成制度を設けている地域もあるようです。

自分の住んでいる地域で制度があるかどうか
確認してみることが必要ですね。

私の地域は助成制度がなかったので、
全額負担でした。

高額でしたが、もし、
かかった場合症状が軽く済めばと思い、
二人とも接種することにしました。

任意接種なので、お母さんの判断で

今回は、ロタウィルスの予防接種についてまとめました。

定期接種の予防接種ではありません。

家族の判断で、
受ける受けないは決めればいいと思います。

ロタウイルスの予防接種は必要？～副作用や効果、費用について～