子供のいびきの考えられる3つ原因と治療、改善方法

子供のいびきの考えられる3つ原因と治療、改善方法

 

子供でいびきをかく子は少なく、
特に一晩中気になる
いびきをかいているのなら
何らかの病気である可能性が高いため、
病院へ行く必要があります。

 

今回は子供のいびきの原因と、
いびきを治す方法を
いくつかご紹介します。

子供のいびき 原因 扁桃腺肥大

 

溶連菌やブドウ球菌、
肺炎球菌などの菌にかかったり、
インフルエンザ等、風邪をひいたりすると、
扁桃腺に炎症をおこし、
それがきっかけで扁桃腺肥大に
なることがあります。

 

また、先天的に肥大している場合もあります。
これが原因でいびきをかくようになり、良質な睡眠が
とれずに、成長に支障をきたすこともあります。

 

また、「アデノイド増殖症」という病気に
かかっていることがあります。アデノイドは
扁桃腺とともにのどの奥にある組織で、
免疫力にかかわっています。

 

こちらも扁桃腺と同様に
風邪や様々な菌によって
肥大したまま元に戻っておらず、
気道をふさぐため、いびきを引き起こします。
アデノイド増殖症は、蓄膿や
中耳炎をおこすこともあるので、
早めに手術をすることをお勧めします。

 

 

扁桃腺肥大・アデノイド増殖症 改善、治療方法

 

基本的には手術しかありません。
まれに幼児期に肥大していたものが
7歳以降に成長によって戻ることもあるようです。

 

無呼吸症候群になっている
場合が多いので、
横向きに寝かせると少し
治まることがあります。

 

一刻も早く病院で受診し、
適切な治療を受けましょう。
手術は3歳以下でもでき、全身麻酔で
1週間程度の入院で済むそうです。

 

 

子供のいびき 原因 鼻の疾患

 

子供は器官など、全体的に小さいため、
鼻の気道も狭く、鼻炎や蓄膿(副鼻腔炎)
になりやすいです。
鼻の疾患が原因でいびきを
かいていることはとても多く、
口呼吸をすることでいびきが出やすくなります。

 

また、鼻の疾患も無呼吸症候群に陥りやすく、
呼吸が止まっていることがあるため、注意が
必要です。寝ている間に観察をし、
呼吸が止まっているようで
あればすぐに病院で受診しましょう。

 

 

鼻の疾患 改善方法

 

おうちの掃除をこまめにし、
ハウスダストやダニを出さないようにすると
鼻炎は落ち着いてくることがあります。
換気をよくし、クーラーや暖房で
部屋を締め切ったままにせず、
1日に1度は空気の入れ替えをしましょう。

 

また、エアコンや空気清浄機の掃除も
忘れてはいけません。
ほこりをよく掃除しましょう。

 

また、子供の鼻炎は大人になると
気道が広がるので、治ることがあります。
私も子供のときに鼻炎で鼻がつまって
耳鼻科に通っていましたが、中学生くらいのときに
突然治りました。

 

大人になっても治らない場合は鼻の気道を広げる
手術もあるようです。

 

 

子供のいびきの原因 肥満によるいびき

 

子供も大人と同様に
肥満になると気道を脂肪が塞ぐため
いびきがでます。

 

しかし、子供の場合、相当な肥満にならないと
いびきが出ることはまれです。
肥満でいびきが出ているようならば、
高血圧や糖尿病などほかの病気も
心配しなければなりません。

 

今一度子供の健康について考えましょう。

 

 

肥満によるいびき 改善方法

 

もちろん体重を減らすことが必要になります。
運動をさせるようにし、食べているもののカロリーを
今一度見直しましょう。

 

本来、子供はおなか一杯食べても、
新陳代謝も活発のため、
太りにくくなっています。

 

脂っこいものや甘いものは控えて、
あっさりしたものを食べさせましょう。

 

おやつもスナック菓子や甘いケーキなどは避け、
おにぎりやサンドウィッチなど軽食にすると
おなかにたまりますし、次のごはんまでの空腹を
満たすことができます。

 

 

まとめ

 

毎日の運動は不可欠になってきます。
できるだけ楽しく、続けられるような運動を見つけましょう。
公園に行くのもいいですし、
毎日歩くことも大切です。
無理なく続けられる運動を探しましょう。

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