３～４歳になってもオムツが取れない原因や対策

３～４歳になってもオムツが取れない。いつまで続くの？

３歳や４歳になってもまだオムツが取れない・・・と
悩んでいる家庭も多いかもしれません。
子供のオムツが取れるか取れないかは
どの家庭にとっても大きな問題ですよね。

ここでは子供のオムツが取れない原因や
取れるようになる対策について詳しくまとめてみました。

オムツ外れは周りの子供のケースばかり耳にしますよね。
ここでおむつが取れる年齢の平均値を見てみましょう。

１歳～２歳６ヵ月、３９％

２歳７ヵ月～３歳３ヵ月、５０％

３歳４ヵ月～３歳１１ヵ月、１０％

４歳以上、１％

このように、オムツが取れる年齢の多くは２歳半～３歳半までになっています。
遅すぎるかも？と思っているママも、一度子供の年齢と平均値を
見直してみましょう。

オムツが取れるようになるには外せない条件があります。

「１人でトイレまで歩いて移動できる」

「１度トイレに行ったら２～３時間間隔をあける事ができる」

「言葉でコミュニケーションを取る事ができる」

まずはこれらの条件が出来るようになっているか確認しましょう。

膀胱は成長と共に大きくなっていき
ある程度の尿を溜められるようになります。
赤ちゃんの時は膀胱も小さいのですぐに排尿しますね。

３歳～４歳頃になると２時間前後は
尿を溜められるようになっていますので
トイレに行く間隔もメモを取ってみてみましょう。

トイレに行きたいと思ってもコミュニケーションが取れないと
子供の意思がママに伝わりません。
オムツを外す前に、外せる準備に
入っているか見直してみて下さいね。

次に、子供のオムツが取れない原因についても探ってみましょう。
まず、トイレという場所が子供にとっては馴染みがありません。
今までオムツの中で自由に排尿していた環境から
トイレで排尿する習慣をつける事が大切です。

絵本やＤＶＤを使用してトイレ＝排尿する場所、と
馴染ませてあげるようにしましょう。
トイレは狭い空間で普段聞く音とは違う排水の音を聞く場所で
子供自身怖いと思う気持ちを抱く事もあります。

子供の好きなアイテムやキャラクター等で
トイレに対する子供の恐怖心を取り除いてあげましょう。
いつまでもトイレを成功する事ができないことに子供自身も焦っています。

ママや周りの大人が責めてしまうと
余計に子供は精神的ストレスを溜めてしまい
おむつを取る事ができません。

失敗してもなかなかオムツが取れなくても
子供を責めないようにして下さいね。
余裕を持って接してあげる事で子供も気持ちに余裕が生まれます。
遊んでいる最中にママが「トイレに行きましょう」と遊びを遮ってしまうと
子供にとってはトイレは遊びを中断される嫌な場所だと思ってしまいます。

子供自身が排尿を感じるようになるまで見守ってあげるようにしましょう。
子供がトイレはこわくない、楽しい所と覚えるようにしてあげましょう。

それでは子供がオムツを外す事ができるように
どのようにすれば良いのでしょうか。
まずは子供がトイレという空間に興味を持っているか見直してみましょう。

そして、毎日出来るだけ決まった時間にトイレへ連れて行ってあげましょう。
起きた時、食事の後、お風呂に入る前、寝る前、等生活のリズムの中で
自然と組み込める時間にしてみましょう。

その時にママやパパも一緒にトイレに行ってあげると良いですね。
子供の様子を見ていると、尿意を感じている時に
子供なりにサインが出ている事もあります。

もぞもぞし始めたり、ソワソワしたり、体を揺らしてみたり。
サインに気付いた場合、トイレに行くか聞いてみて下さいね。

オムツが取れない事に親も周りもソワソワしてしまいますが
取れる事は子供にとっても大きな出来事です。
生まれてからずっと身に着けていたアイテムを外すと思うと
無理強いする事も良くありません。

失敗したからと言って叱る事は絶対にやめましょうね。
ママやパパが大きな気持ちで見守ってあげる事が
子供からオムツが取れる一番の近道です。

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