３歳児の発達障害の原因や特徴～チェックしてほしい項目～

３歳児の発達障害の原因や特徴～心配な時チェックしてほしい項目～

育児をしていると、どうしても周りの子と比べてしまいますよね。
「うちの子は気難しいのかな？」「もしかして発達障害？」
と気になった事があるママもいるでしょう。

発達障害という名は世間で認知され始めましたが
詳しく知っている人は少ないかと思います。
３歳の発達障害の原因、症状、発達障害かも？
と思った時の特徴やチェック項目をまとめてみました。

発達障害の原因

発達障害は知的障害と違って、物事を理解する能力が上手くいかない障害です。
発達障害と判明するのが遅かったり、大人になるまで判明されないケースがあるのも、
目に見えてはっきりと分かる症状ではないからです。
発達障害は脳機能の障害が原因です。

脳機能の障害は先天的なものが大きく、遺伝的な要因も関係していると言われています。
また、精神的なストレスが原因で脳に支障をきたし発達障害を引き起こすとも考えられています。
発達障害は大きく３つに分別されます。

「注意欠陥多動障害（ADGD）」
「学習障害（LD）」
「自閉症巣オペ九トラム障害、アスペルガー症候群（ASD）」

これらはそれぞれ判断されるラインも特徴も違いますが、重なる箇所も多いです。

発達障害の特徴

発達障害にはいくつかの特徴があります。

【強いこだわりがある】

絵本のページをめくる動作をひたすらしてみたり
おもちゃの車の回るタイヤだけをひたすら見てみたり
同じ遊びや同じおもちゃで気に入った部分のみをひたすら繰り返します。

決まった道しか通らない、決まった服しか着ない、等のこだわりもあります。
また、食事も一つのメーカーの食品だけを食べ続けたり、食事にも強いこだわりが見られます。

【パニック、癇癪を起こす】

自分のこだわりが通らない時、中断された時などに激しいパニック状態になります。
不安な時にも床に寝転んで暴れたり、泣け叫んだり、激しい癇癪を起こしたりします。

参考：癇癪（かんしゃく）泣き叫んで手がつけられない。どうしたらいい？

【言葉が遅い】

３歳頃になると大人とも会話でコミュニケーションが取れる事も増えますが、
発達障害の子どもは言葉の発達が遅く、会話する事が難しいです。
言葉の意味を理解するのも苦手なので「お菓子食べる？」と問いかけても
「お菓子食べる？」とオウム返しをする事が多々あります。

参考：３歳児のオウム返しは病気？大丈夫？原因などについて

【チック症状が見られる】

細かい瞬きを繰り返している、目や肩を頻繁に動かす
顔をゆがめる等のチック症状が現れる子どももいます。
何回も咳払いをしたり音を発するチック症状もあります。
他に、自分の体に感じる感覚が鈍感だったり
建物の中などの閉鎖的な場所を極端に嫌ったりします。

参考：子供が目をパチパチしている原因はチック症？原因や対処法

発達障害の見分け方チェック項目

発達障害かも？と思った時は以下の事をチェックしてみましょう。

・子供と目が合わない
・初めて行く場所や初めての体験への警戒心が強い
・気分の波が激しい
・お友達と遊ばずに１人で延々と遊んでいる
・抱っこを嫌がる
・突然小さく何回もジャンプしたり動いたりする
・椅子に座ったり立っていても体が動く
・食事中手づかみが多い
・突然奇声を発する
・同じ言葉や単語を繰り返し言う
・いきなり鳴る音楽や音を嫌う
・転びやすい
・手にベタベタつ付くものが嫌い

これらに当てはまる時は一度専門機関に相談してみることをお勧めします。