幼稚園の役員って大変?〜仕事内容やトラブルになりやすい事〜

幼稚園の役員って大変なの?どんな事をするの?

 

幼稚園に入園が決まったら、制服やカバンを揃えたり、
行事ごとをチェックしたりとやるべき事が盛りだくさんですね。

 

幼稚園の役員決めもそのうちの一つです。
役員って聞くと何だか大変そう・・・というイメージ。
幼稚園の役員って具体的にどんな事をするのでしょう?

幼稚園の役員のお仕事

 

一言に役員といっても仕事内容は幼稚園によって様々です。
「クラス内での連絡事項を伝達」「懇親会の幹事」「園行事での係」「園バザーや夏祭りなどの催し物の企画」などなど・・・
幼稚園行事の裏には役員あり、というほどお仕事は多岐に渡っています。

 

特に「園行事での係」は運動会での進行や生活発表会での準備など
子どもたちの園生活にとって大きな舞台でのお仕事も役員の補助が必要な園がほとんどです。
卒園式にお世話になった先生方へ子どもたちから花束を渡すように
役員が手配する園はよく耳にしますよね。

 

遠足に引率として参加する幼稚園もあるそうです。
子どもたちにとっては第二の担任、というほどの役員。
仕事内容が多ければ多いほどトラブルも発生するもの。
具体的にどんなトラブルが多いのでしょう??

 

 

役員で発生しやすいトラブル

 

幼稚園の役員になって一番のトラブルになりやすいのは
「兼業主婦のママ」と「専業主婦のママ」の仕事の差です。

 

仕事を持っているママからすると専業主婦のママは自由な時間が多い、と思っています。
専業主婦のママの中でも「一人っ子ママ」と「兄弟がいるママ」では一人っ子の方が自由、と思われています。
勿論、立場によって日常で大変な事も違うのですが
「専業主婦だから○日も△日も参加」と決められるのは困りますよね。

 

一人っ子ママだからといって「あれもやって、これもやって」と押し付けられるのも大変です。
ここで大事なのは、他の役員の人と少しでも関わり合いを持っておくこと。
全く知らない人たちの中に役員として参加すると先述のように勝手にグループ分けをされて
役員参加への高さを求められたりします。

 

兼業ママも専業ママも一緒に参加できる人や何かあった時に相談できる人、
交代で出席できる人などを作る事ができると気が楽になりますよ。

 

連絡が行き届かず、全く知らない間に役員会が行われている園もあるそうなので
ママ友作りをしておくことも大事ですね。

 

また、役員全員が同じ勢いで行事に向かっているわけではない、という事も覚えておきましょう。
完璧主義の人もいれば、手抜きが上手な人もいます。

 

小さな会社だと思って自分の責務を果たしていくと良いですね。
そして、無理な時はきちんと「無理」と伝える事も大事です。
何でも請け負ってしまうと自分だけが大変な気がしてきます。

 

役員のお仕事は強制ではありません。
任意の係なのでしなければいけない主張はしっかりとして、
無理のない範囲で出来る分のお仕事を受けるようにしましょう。

 

役員をする理想的な時期

 

必ず役員が回ってくる幼稚園もあれば、立候補で決める幼稚園もあります。
園によって役員の決め方もそれぞれですが
一番役員として動きやすい年代は子どもが年少の時期です。

 

幼稚園に入園したところで、まだクラス全員の顔と名前も一致しない頃ですが
その時期だからこそ同じスタートで役員を始める事ができます。

 

子どもが年長になるとすでにママ友のグループが
出来上がっていて役員になっても上手く交わる事ができなかったり
小学校入学の為の準備に時間が取られてしまい
思うように役員会に出席できない場合もあります。

 

役員を始めてからママ友が出来るようになった人も結構多いのです。

 

役員をやっていて良かったこと

 

行事の度に役員で駆り出されたり、休みの日のバザーに参加したりと
大変な面ばかりがクローズアップされる役員ですが

 

子どもたちの園生活を一番身近で見る事ができるのは役員の特権です。
普段見られない園での頑張りを真横で見られるのは嬉しいですよね。

 

子どもにとっても役員の仕事中のママは家とは違う一面を見ているようで新鮮な気持ちになります。
同じ行事に向かって子どもと頑張るのも、後で振り返れば良い思い出となります。

 

 

子どもの幼稚園生活が楽しくなるように手助けする役割が役員の重要なお仕事です。
多感な時期の子どもたちを見る幼稚園時代だからこそ、
親も一緒に多くの経験が出来ると良いですね。

 

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