子供の一人遊びの大切さや親がしてあげれることについて

子供の一人遊びの大切さや親がしてあげれることについて

 

ママにとって、日々の
生活は大忙し。

 

忙しく家の中を動きまわり、
ゆっくり休む暇もない中で
子供が一人で遊んでくれると、
とても助かりますよね。

 

しかし、いつまでも一人遊びを
しているとそのまま放って
おいてもいいものなのか
気になったりしませんか?

 

ずっと黙々と遊んでいる
我が子を見ると自分の世界に
閉じこもってしまいお友達が
できない子に成長してしまう
のではないかと心配に
なってしまいますよね。

 

そこで今回は、子供の一人遊びに
ついて考えてみたいと思います。

一人遊びはいつから?

 

生後2〜3ヶ月を過ぎると赤ちゃんが、
「ア〜」「ウ〜」と声を出したり、
動くものをじっと眺めたり、
自分の手を口の中に入れてみたり、
手足をバタつかせたりしている
行動を目にすると思いますが、
それは一人遊びの始まりです。

 

この時、赤ちゃんは自分の出す声や
手足の動き、口に入れたときの感触を
確かめ、熱心に勉強しています。

 

寝てばかりだと思いがちな乳児期から
一人遊びをしているなんて
とても凄いことですよね。

 

 

赤ちゃんは周囲のものが見え始めると、
いろいろなものへ興味を持ち始めます。

 

赤ちゃんにとっては、見たものすべてが
「遊び」の対象なので目にした
様々なものに刺激を受けて
驚いたり、喜んだり、怖がったりと
いろいろな反応をするのです。

 

だんだん体を動かせるようになると、
見るだけではなく、近くにあるものへ
手を伸ばして触ったり、叩きつけて
音を出したり匂いを嗅いで口に
入れて舐めてみたりと、

 

「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」
の五感をつかって遊び始めるようになります。
そして、手でものを上手に掴める様になる
生後9ヶ月あたりから、おもちゃや
道具を使って、本格的に
遊び始める様になります。

 

 

一人遊びの大切さ

 

一人遊びをするためには、
今まで遊んだ経験が基盤になります。

 

乳児期から周りにいる大人と
たくさん遊んで経験を積んでいき
その経験を元に、2歳頃から
おもちゃや道具を工夫しながら
自らの遊びを発展させていきます。

 

子供が何かに集中して遊んでいる時は
集中力、思考力、継続力、
想像力、創造力を高めている時です。

 

この時、子供の頭の中では、
「どうしたらいいだろう」と
考える力が刺激されています。

 

自分の世界に集中することで、
内面世界が広がり心が豊かになって、
いろいろなアイディアや
チャレンジ精神が生まれます。

 

そして、自ら考えた遊びを何度も試して、
納得した遊びが出来ると、達成感を覚え、
上手にできた時の成功体験が自信へと
繋がり、自分の事は自分で
出来るんだと、自立心が芽生えます。

 

小さいうちは子供の気が済むまで、
思いっきり一人遊びをさせてあげる事は
成長する上で、とても大切なことなのです。

 

 

独り言は大丈夫?

 

子供が一人遊びをしていると、
時々ブツブツ言いながら遊んでいる
姿を見かける事がありますが、これは
成長のプロセスで、自己中心性の表れ
であり子供なりに思考活動を
している証拠です。

 

大人も考え事をしている時は
時々、独り言を言ってしまう事が
ありますが、子供の場合は、
頭の中だけでは解決できない問題を、
言葉に出すことで、解決策を
探していると言われています。

 

 

うちの娘もよくお人形遊びをしたり、
ブロックや積み木で遊ぶときは
ひとりでブツブツ言っています。

 

独り言に耳を澄ませると、
お友達と遊んでいる事を想定して
話していたり、
「あ〜でもない」「こ〜でもない」
と言いながら、ブロックや積み木を
自分のイメージ通りに作れるか
組み立てたり見ていてとても
面白いので、笑ってしまいます。

 

時にはオーバーリアクションをとって、
周りを驚かせたりしていますが
自分の世界に入り込んで、
一生懸命に考えながら遊びを
広げているのでその時は独り言を
指摘せず、そっと見守るようにしています。

 

 

独り言は正常な発達ステップですので、
黙って傍で子供の独り言に耳を傾け、
どれぐらい思考力が成長しているのか、
洞察するのも子供の発達に
気づくいいチャンスだと思います。

 

 

一人遊びをしている時に1親が配慮すべき事

 

子供が一人遊びをしている時は、
邪魔をしない事が大切です。

 

考えて遊んでいる最中に、
親が手を出したり声をかけてしまうと
集中力が途切れてしまい、
思考・想像の成長を妨げてしまいます。

 

 

子供と一緒に遊んでスキンシップを
取ることは大事なことですが
一人遊びを見守る事も子供が
成長することに重要ですので、
自立の第一歩と考えて、
遊びの邪魔にならないように
そっと見守ってあげましょう。

 

 

また、一人遊びの邪魔をしては
いけないからといって目が
届かない所で一人遊びをさせるのは
良くありません。

 

一人遊びをしている時に
「できた!!」「見てみて〜」と
子供が視線を向けた時に、周りに誰も
いなければ不安になってしまったり、
放置されていると感じてしまいます。

 

子供は周りに家族がいると
安心して遊ぶことが出来ます。
遊んでいる最中に視線を向けて来たり、
話かけて来た時は優しく声をかけて、
傍にいるよ。見守っているからね。

 

と感じさせてあげることも
大切なことなのです。

 

環境を整えてあげる事が、
心の安定に繋がりますので
遊ぶ時に親が気を付けてあげると、
安心してのびのびと遊ぶことができ
上手に一人遊びが出来る子へと
成長していきます。

 

 

一人遊びは内面の成長へと繋がる

 

一人遊びも子供にとっては貴重な人生体験です。
自分から自発的に取り組む遊びは脳を活性化し、
プラスとなって働きかけてくれます。

 

また、自立へのステップとしても重要です。
一人遊びを通して、自尊心を高める事で
何事にも自信をもって、自主的に判断して
行動出来る様になります。

 

子供が一人で遊び始めたときは
学びのチャンスです。

 

見守る事も子育てですので、
時々話す独り言を楽しみながら聞くと、
内面成長を感じる事ができ
子育ての楽しみのひとつになる思います。

 

 

 

 

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