赤ちゃんが夜中に起きる〜考えられる4つの原因と対処法や経験談〜

赤ちゃんが夜中に起きる〜考えられる4つの原因と対処法や経験談〜

 

育児をしている中で、
多くのママが「赤ちゃんの睡眠」について
悩みを抱えているのではないでしょうか。

 

なかなか寝付いてくれない、
せっかく寝かしつけたのに
毎日何度も起きてしまう、
夜泣きがひどくて困っている、など
様々あることでしょう。

 

赤ちゃんはなぜ毎日のように夜起きて
しまうことがあるのでしょうか?

 

原因や対処法について、体験談とともに
紹介していきたいと思います。

赤ちゃんはそもそも目が覚めやすい

 

赤ちゃんが夜起きてしまう原因は様々ありますが、
そもそも赤ちゃんは大人に比べると睡眠時に
目が覚めやすいものなのです。

 

その理由として挙げられるのが
まずは体内時計の未熟さです。

 

大人のように〇〇時になったから
そろそろ寝よう、朝になったら起きよう、
という概念はまだ赤ちゃんにはありません。

 

眠くなったら寝る、目が覚めたら起きる、
といった自然のままの生活ですので
ママやパパが意識的に生活リズムを
整えてあげない限り、夜から朝まで
ぐっすり眠るという習慣は付きにくいのです。

 

更に、赤ちゃんと大人ではレム睡眠(浅い眠り)
とノンレム睡眠(深い眠り)の周期が
異なります。大体ですが、大人は90分間隔
なのに対し赤ちゃんは40〜50分ほどと
言われています。

 

つまり、一晩の中で浅い眠りが何度も
訪れるため、このときに何か物音が
聞こえたり寝返りをしてしまうと
その衝撃で起きてしまうのですね。

 

このように、赤ちゃんが夜に起きやすいこと
にはしっかりとした理由があったのです。

 

 

赤ちゃんが夜中に起きてしまう原因とその対策

 

続いて赤ちゃんが夜中に起きてしまう原因
とその対策についていくつか紹介して
いきたいと思います。

 

 

1.ママが恋しい
特に添い乳で寝かしつけをされている
赤ちゃんに多いのがこの理由。

 

ふと浅い眠りになったとき自分がそれまで
咥えていたはずのママのおっぱいを咥えて
いないことに気づくと、不安になって
泣いてしまうことがあるのです。

 

後ほど紹介しますが我が家もこれに
当てはまりました。

 

これは基本的には添い乳をやめない限り
続くことでしょう。しかし添い乳をしている
赤ちゃん全てが何度も起きてしまうと
いうわけではなく、ぐっすりと
眠れる子ももちろんいます。

 

赤ちゃんによって向き不向きがあるようですね。
また、隣にいるはずのママがいないことに
気が付いたり、急に人肌が恋しくなって
起きることもあるでしょう。

 

そんなときには優しくトントンしてあげたり
ぎゅっと抱きしめてあげたらすっと
眠りに入ってくれるかもしれません。
どうしても泣き止まない場合には
抱っこしてゆらゆらすると
安心し眠ってくれますよ。

 

 

2.お腹がすいていたり、喉が渇いている
月齢の低い赤ちゃんは3〜4時間ごとに
ミルクやおっぱいを欲しがりますので
夜にお腹がすいて起きることもあるでしょう。

 

これは月齢が進むと授乳間隔が伸びることにより
落ち着きますが、離乳食が始まったとしても
夜ごはんの食べ具合によっては眠ってから
お腹がすいて起きてしまうことも
あるかもしれません。

 

離乳食が始まっている赤ちゃんであれば
眠る前(歯磨き前)に、バナナを食べると
腹もちが良いのでオススメですよ。

 

我が家でも1歳前くらいから夜ごはんの
食べが悪い時には寝る前にバナナ半分ほどを
食べさせています。

 

おかげでお腹がすいて起きることは
なくなりましたよ。

 

また、冬場の乾燥した時期や夏の暑い
時期には喉が渇いて起きることもあるでしょう。

 

そんなときにはお水やお茶を
飲ませてあげましょう。喉が潤うと
すんなり寝てくれるかもしれません。

 

 

3.日中に強い刺激を受けたとき
いわゆる夜泣きに多い原因の1つですね。
赤ちゃんは日中に強い刺激を受けたとき、
睡眠中にその体験や情報を処理しきれずに
突然火が付いたように泣き出して
しまうことがあります。

 

例えば知らない場所に行った日、怖い体験を
した日、楽しくてはしゃぎすぎた日などが
挙げられます。

 

夜泣きをしてしまった場合抱っこしてあげたり
歌ってあげたり、とにかく赤ちゃんが安心して
眠れるような環境を作ってあげましょう。

 

何をしても泣き続ける場合にはいっそ一度部屋を
明るくしてしっかりと起こしてしまい、再度
寝かしつけを行うのも良いでしょう。

 

 

4.体調が良くない
頻繁に起きる原因とまではいかないでしょうが、
赤ちゃんが夜起きる原因として
体調が良くないことも考えられます。

 

特に鼻がつまっている場合には
ぐっすりと眠れません。

 

日中起きているときにはなんともなくても
夜横になると鼻からズビズビと音がする、
なんてことありませんか?

 

赤ちゃんの鼻の粘膜は大人よりも薄いため
鼻トラブルを起こしやすいうえ、
まだまだ自分で鼻をかむことが出来ません。

 

ですのであまりひどいときには寝る直前に
鼻を温めてから詰まっている鼻水を吸って
あげたり、布団の下にタオルなどを入れて
頭を高くしてあげると寝やすくなりますよ。

 

 

5.昼寝をしすぎ、もしくは時間がずれた
大人もそうですが、昼寝をしたり、
昼寝から目覚めた時間がいつもより
遅い時間の場合には夜なかなかぐっすりと
眠ることが出来ませんよね。
赤ちゃんも同じです。

 

このようなことが起きないように、普段から
昼寝の時間をしっかりと決めて夜の睡眠に
支障が出ないように調整してあげましょう。

 

 

毎日睡眠不足でツライ!ママの寝不足解消法

 

赤ちゃんは夜泣いて起きてしまうもの、
頭ではわかっていても毎日毎日夜に
起こされていては、ママの睡眠時間が足りずに
日中辛い思いをしてしまいますよね。

 

睡眠不足だと注意力が散漫になってしまう上、
いつもなら気にならないような
ちょっとしたことでもイライラしやすく
なりますから、育児を行う上では
とても大きな問題なのではないでしょうか。

 

そんなママの睡眠不足を解消する基本は、
わずかな時間でも眠れるときに寝ることです。

 

赤ちゃんが昼寝や夕寝をするときなどに
一緒に眠れると一番良いですね。もし
寝られないとしても、横になっているだけで
体力はかなり回復するはずですよ。

 

しかしだんだんと赤ちゃんの月齢が
あがってくると日中の睡眠時間も
減ってきてしまいますし、赤ちゃん
自身も動きが活発になりますます
目が離せなくなるため、ママの疲労は
ピークに達するかもしれません。

 

もしもパパや実家など、頼れる人が
周りにいる場合にはとことん頼って
自分の休憩時間を確保するようにしましょう。

 

それも厳しい場合には保育園の一時
預かりを利用してみると良いですよ。
一時預かりは例えママが仕事をしていなくても、
園に空きがある場合にはお金を払えば
数時間赤ちゃんを預かってくれます。

 

保育士さんが見ていてくれるので
安心ですよね。

 

たまには1人になって
気分をリフレッシュしたり、
自宅でゆっくり休むと良いでしょう。

 

また、保育園に預けるのはなんだか
気がひける、というかたには託児所付きの
整体院やマッサージ店がオススメですよ。

 

店内に保育士が在中していたり
店舗と提携している保育園があったりと
業態によって様々ですが、施術を受けている間は
資格をもった保育士さんが見てくれますので
リラックスしてくつろぐことが出来ます。

 

このように、睡眠不足でつらいときには
自分一人で抱え込まずに
出来る限り周りの手を借りて
乗り切ると良いかと思います。

 

 

子どもが毎日夜中に何度も起きてしまう経験談

 

私の息子も生後5ヶ月頃から毎日
夜に何度も起きるようになりました。

 

1番の原因として考えられたのは
添い乳の影響です。

 

生後3ヶ月頃から夜間の授乳のために
毎回起きあがることが辛くなったため、
添い乳に移行した私。

 

しかしはじめは添い乳を行っても
ぐっすりと寝付いてくれたのですが、
5ヶ月を過ぎたころから
おっぱいを咥えていないことに気づくと
夜中何度も泣くようになったのです。

 

更にその頻度は日に日に増えていき、
ひどいときでは30分〜1時間ごとに
起こされるようになりました。

 

抱っこしてもダメ、トントンしても泣き止まず
おっぱいを咥えさせるしか再度
寝かしつける方法がなかったため、
夜間何度も添い乳を行っていました。

 

そのため重度の睡眠不足と乳首の痛みに
耐えきれず辛くて夜に泣いてしまう
日々が続きました。

 

主人にそのことを相談したところ、
おっぱいの代わりにおしゃぶりを
咥えさせてみてはどうかという
提案を受けました。

 

これまであまりおしゃぶりを
使用したことはなかったのですが、
早速購入しその晩から使用してみました。

 

寝かしつけは添い乳で行うものの、
途中起きたときにはお腹がすいている
時にはおっぱいを、そうでない
ときにはおしゃぶりを与えるようにしました。

 

するとこれまでに比べて格段に夜起きる
回数が減ったのです。それでも2〜3時間ごと
には起こされてしまいましたが、一時に
比べると良い兆しが見えてきたため、
精神的にもラクになったことを覚えています。

 

我が家の場合は結局断乳するまで
これが続きました。更に1歳半
近くなった今でもやはり朝まで
全く起きずにぐっすり眠る、
ということは一度もありません。

 

もしかすると息子の場合は、
レム睡眠の際に感じる音や感触に
敏感なのかもしれません。

 

しかし今では例え起きても泣き叫ぶ
ようなこともなく、トントンと背中を
叩いたりぎゅっと抱きしめれば
またすぐに眠りについてくれますので
だいぶラクになりました。

 

 

赤ちゃんが夜中に起きてしまうことには、いつか終わりが来る

 

赤ちゃんが毎日夜に起きてしまう理由が
わかれば対策を打つことが出来ますが、
中には全く理由がわからない
という場合もあることでしょう。

 

しかしいつか必ず朝までぐっすりと
眠ってくれる日が訪れます。

 

また、すぐにそうはならなくても
少しずつ良い兆しが見えてくることも
あるでしょう。

 

赤ちゃんがぐっすりと眠れるように
なるその日まで、くれぐれもママは
無理しすぎることのないよう
過ごしてくださいね。

 

周りの人にたくさん甘えて助けてもらいながら、
ストレスを抱えすぎないことが大切ですよ。

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