断乳後、しこりの正体は?原因や試して欲しい対処法

断乳後、しこりの正体は?原因や試して欲しい対処法

 

母乳育児をしているお母さんにとって、いつかは
やってくる断乳の時。タイミングはそれぞれだと
思います。

 

断乳後は、徐々に母乳の分泌がストップして
いきますがその際、しこりができてしまうことが
あります。

 

胸のしこり=乳がん、というイメージも強いので
心配になってしまう方もいらっしゃるかも
しれません。

 

今回は、そんな断乳後にしこりができてしまう
原因やできてしまった場合にどうすればよいのか、
対処法についてご紹介していきたいと思います。

断乳するとおっぱいはどうなる?

 

断乳する際は、最初は胸に吸われなくなった母乳が
どんどん溜まって石のようにカチカチになって
しまいます。

 

その際おっぱいは熱をもち、触れると激痛が
走るのでお母さんにとってはかなりつらい状態に
なるかと思いますが断乳して3日程度は、おっぱい
が溜まって痛くても、あまり搾って出さないほうが
良いと言われています。

 

搾ることで、新たな母乳がまた作られて
しまうためです。おっぱいが張って、痛くて
仕方がない場合は圧抜き程度に軽く絞ったり、
保冷剤などで冷やして対処します。

 

私は2人の子供を完全母乳で育て、夜泣きや
離乳食の進み具合からそれぞれ11ヶ月、
1歳0ヶ月の時に断乳を行いましたがこの断乳時の
胸の痛みは、陣痛よりもつらかったと記憶
しています。母乳の出方がよかったこともあり、
断乳時には胸がカチカチに腫れあがりとにかく
つらかったです。

 

やがて母乳の分泌が落ち着いたら、おっぱいに
溜まっている母乳をおにぎりを握るようにぎゅっと
握りながら絞り出し完全に分泌がストップするまで
は、定期的に繰り返し絞るようにします。

 

最後の方はかなり少量でしたが、私は搾っても
完全に母乳が出なくなるまで1ヶ月近くかかって
いました。この期間は個人によって大きく差が
あるようです。

 

役目を終え、母乳で張ることのできなかった胸は
びっくりするぐらいぺしゃんとしぼみます。

 

ちょっと見た目には残念な感じになるかも
しれませんがそれも授乳を頑張った証です。
断乳後もしっかりケアをすれば、ハリを取り戻す
こともできますよ!

 

 

断乳後のしこりの正体は?

 

さて、その断乳後のおっぱいにしこりができる
ということは実は珍しいことではありません。

 

私は授乳中もおっぱいに関してはトラブル知らずで
断乳後もしこりができることがありませんでしたが
しこりができてしまい、乳がんを疑って検査を
受けたという方もいらっしゃるよう。

 

もちろん、心配ならがんの検査を受けるのが
一番安心できますが実は断乳後に古い母乳や
カスが残ることで、それがしこりになる、
ということが多いのでしこり=ガン、と慌てる
必要はありません。

 

飲まれずに残った母乳は、自然と体に
吸収されると言われていますが乳腺炎のように
しこりになって残ってしまうということも
あるんですね。

 

しこりができるかどうかは母乳の状態や体質など
にもよるのでできやすい人、まったくできない人
とそれぞれのようです。

 

 

しこりができたときの対処法

 

もししこりができてしまった場合にはできれば
専門も医療機関で診てもらうことを
おすすめします。

 

必ずしもしこりの原因が母乳の残りというわけ
ではなく乳がんなどの病気の可能性も否定は
できませんのできちんとお医者さんで判断して
もらうのがベストです。

 

しこりが母乳の残りだった場合、そのまま放置
していても自然になくなってしまうことも
あります。

 

しかし、しこりのせいで次の出産時に母乳が
なかなか出なくなってしまうという可能性も
あるので、できれば放置しないほうがいいですね。

 

しこりができてしまった際、ひどい場合には乳腺炎
になることもありますし切開して取り出す措置を
行うことになってしまうということも。

 

しこりになってしまうと、セルフケアでの
対処は難しくなりますので母乳外来などに
相談するようにしてくださいね!

 

 

しこりができないようにするためには

 

しこりができないようにするためには断乳後に
母乳が残留しないようにすることが大切です。

 

分泌がストップするまでは、定期的に搾って
出すようにしましょう。

 

自分でちゃんと搾る自信がない場合には
断乳時のおっぱいケアを専門に行ってくれる
病院もありますのでそういった場所で定期的に
綺麗に搾りだしてもらうのがおすすめです。

 

また、断乳に向けて徐々に授乳の回数を減らして
いくのであれば母乳の分泌量もゆるやかに減って
いきますが、急に断乳をしてしまうと、分泌量の
多い状態での断乳になるので胸に残る母乳の量が
多くなり、綺麗に搾り出すのが大変になって
しまいます。

 

分泌量が多いな、と思う方は断乳をする際は、
時間をかけて徐々に授乳の回数や時間を減らすなど
計画的に行ったほうが、しこりのできるリスクを
減らすことができますよ。

 

私も1人目の断乳時の激痛から、2人目の時は
まず夜間断乳を行いそれから完全断乳に
少しずつ移行するようにしました。

 

それでもかなりおっぱいは腫れあがってかちかちに
なりましたが1人目のときよりはマシだったように
思います。もちろんしこりもできませんでしたよ!

 

食事にも気を付ける必要があります。
授乳中に乳製品や脂っこいものを食べると乳腺炎に
なりやすくなりますが断乳時にも同じことが
言えます。

 

断乳時に気にせずに乳製品や脂肪分の高いものを
口にしてしまうとしこりができやすくなるのです。
乳腺炎やしこりを予防するためにも、母乳の分泌が
落ち着くまでは食事にも気を付けてみて
くださいね!

 

 

断乳後のケアが大事!しこりを予防しましょう

 

断乳後の胸のしこりの正体は、残留してしまった
母乳であることがほとんどです。

 

病気ではないので、必要以上に不安になることは
ありませんが放置するとトラブルにつながる
可能性があります。

 

大切なのは断乳後のケアをしっかり行うことと
しこりができてしまった場合に、きちんと病院で
診てもらうこと!

 

気持ちよく授乳ライフを終えることができる
ように断乳の際にはしこりができないように
対策をするように心がけましょう。

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