赤ちゃんの尿の色について〜黄色、赤い、ピンク色は大丈夫?〜

赤ちゃんの尿の色について〜黄色、赤い、ピンク色は大丈夫?〜

 

赤ちゃんは言葉が話せません。
体調不良が目に見えて分かる時はいいですが、
そうでない時もあるので大人がなるべく早く
異変に気付いてあげることがとても大事です。

 

見極め方の一つとして重要なのが、
おしっこです。赤ちゃんのおしっこの色は、
基本的に無色透明です。けれど、いつもと
違い黄色や赤、ピンクの時は体の何らかの
異変を知らせている可能性があります。

 

今回は赤ちゃんのおしっこの色が変わる
原因や対処法についてご紹介します。

赤ちゃんが健康な時のおしっこ

 

赤ちゃんは内臓機能が十分に発達しておらず、
膀胱も小さいため、1日のおしっこの回数が
大人と比べると多いです。

 

特に産まれて間もない頃は授乳回数も多く
頻繁におしっこをするので、驚くかもしれ
ません。私も育児を初めて最初の頃はオムツ
の減り具合にすごく驚きました。

 

生後1ヵ月頃は1日に20回以上
おしっこをしている日もありました。

 

赤ちゃんは離乳食を食べ始めるまで母乳や
ミルクのみで栄養を補うので、おしっこの
回数は健康状態を見極めるのにとても
重要となります。

 

特に母乳は赤ちゃんがどれだけ飲んでいるのか
計測出来ないので、水分が十分足りているか
どうか、おしっこの回数をより注視する
必要があります。

 

季節や月齢などによる差はあると思いますが、
私は産院で24時間以内に5・6回出て
いるかを目安にするよう教わりました。

 

また、尿を処理する腎臓の機能が未熟な
ため通常は無色透明の尿を排出します。

 

成長と共に色が濃くなってきますが、
大人と同じような濃さになるのは2歳頃
からと言われています。

 

排便も健康状態を確認するのに重要な要素
ですが、おしっこの状態でも異変が現れる
ことがあるので日頃からよく観察して
おくようにしましょう。

 

 

赤ちゃんのおしっこの色が黄色い

 

赤ちゃんのおしっこの色が黄色い時の原因は
以下のことが考えられます。

 

・汗をたくさんかいておしっこの量が減っている
・母乳やミルクの量が足りていない
・母乳やミルク以外のもの
(食べ物、飲み物、薬)の影響

 

赤ちゃんはとても汗をかきやすいので、
水分を与えているつもりでも夏場などは
十分でない場合があります。

 

私の娘は暑い時期3・4ヵ月ぐらいでしたが、
お昼寝して体温が上がっている時は特に
汗を多くかいていましたし、車やベビーカー
で移動する時なんかも背中にすごく汗を
かいていました。

 

赤ちゃんは自分で水分を要求することが
出来ないので汗をかきやすいタイミングや
授乳感覚が開いてくる月齢になってきたら
特に気をつけてあげる必要があるかも
しれません。

 

そして私の娘もそうでしたが、最初の頃は
授乳後によく吐き戻しをしていました。
母乳やミルクを上手く飲めるようになると
吐き戻しもおさまりますが、水分が体に
上手く吸収出来ていないので、授乳回数を
増やすなど調整してあげましょう。

 

また、離乳食を始めたり果汁を与えたりすると
飲食物の影響を受けている場合もありますし、
一時的に薬を服用している場合はその影響で
おしっこの色が変わっている可能性もあります。

 

離乳食を食べるのが習慣になってくると
母乳やミルクを飲む量もだんだん減って
くるので、水分不足にならないよう注意
しなければいけません。

 

 

赤ちゃんのおしっこの色が赤い、ピンク

 

赤ちゃんのおしっこの色が赤い時、ピンクの
時、原因は以下のことが考えられます。

 

【ピンク】
・尿酸塩尿(赤ちゃんにみられる現象)

 

ピンク色の尿は産まれて間もない赤ちゃんに
みられる現象であり病気ではないので
心配する必要はありません。

 

ただし、1ヵ月以上続く場合は異常の
可能性もあります。

 

 

【赤色】
・性器に傷がついている
・腎臓、膀胱の異常
・母乳やミルクの量が足りていない

 

赤い尿が出た時は、排尿時に泣いていたり
機嫌が悪くないか、発熱や食欲など、
いつもの様子と違うところがないか
観察してあげる必要があります。

 

私の娘も冬に赤い尿を出した時が
ありました。初めてのことでとても
慌ててしまい、症状が出たのも就寝前
だったので翌日まで自宅で様子を
見てよいものか判断出来ず、
病院に駆け込みました。

 

幸い病気ではなく、原因は水分不足でした。
その日は集中して母乳を飲んでいなかった
のですが、季節も冬で月齢的に離乳食も
進んでいたので水分が足りているかどうか
気に留めておらず反省しました。

 

その時の診察で、「今日は同じ症状で
駆け込んでくる人が多い」と先生が
おっしゃってたので、大人が思っている
以上に赤ちゃんは寒い時期も水分が
たくさん必要なのかもしれません。

 

 

いつもと違う色のおしっこが出たら落ち着いた対応を

 

いつもと違うおしっこの色を見ると驚くと
思いますが、必ずしも病気のサインと
いうわけではありません。

 

様子を見ていい場合も多いので、
赤ちゃんの機嫌など、他の要素も冷静に
見極めて病院に行くかどうか判断しましょう。

 

そしておしっこの色に限らず、赤ちゃんは
急に体調が変わったり身体に異変が
現れたりします。

 

夜間や休日どこに連絡をすればいいかなど、
日頃から控えておくようにしましょう。

 

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