断乳するのがつらい・・・断乳を乗り越えた体験談

断乳するのがつらい・・・断乳を乗り越えた体験談

 

離乳食がしっかりと食べられるようになってきた
赤ちゃんを見ると、ママはそろそろ断乳を考え
始めるのではないでしょうか。

 

産まれてから今まで一日に何度も吸ってきた
おっぱいとのサヨナラは、赤ちゃんにとってもママ
にとっても産後一番の試練かもしれませんね。

 

断乳はすんなりと成功する親子もいれば、
なかなか上手くいかない親子も多いこと
でしょう。

 

我が家も例にもれず本当に大変な思いを
しました。

 

今回は私が行った断乳方法や、つらいと
感じた体験談について紹介していきたいと
思います。

断乳のタイミングと決意の理由

 

我が家が断乳に成功したのは息子が1歳2ヶ月を
迎えた頃でした。断乳の決意を始めたのは、その
1ヶ月ほど前になります。

 

もともと出産時から1歳を過ぎたらおっぱいを
止めたいと考えてはいたのですが、当時は親が
サヨナラの時期を決める「断乳」ではなく子どもが
自然に卒業出来る「卒乳」が良いなと
考えていました。

 

しかし、現実はそう上手くいきません。息子は
おっぱい大好きっ子だったのです…。

 

出産から数ヶ月は混合で育てていましたが、生後
半年頃からは息子が哺乳瓶を嫌がるように
なってしまい、完全母乳となった私。

 

比較的飲ませる時間は決めず、欲しがるときに
あげる、というスタイルで育てていました。

 

1歳位までは1日大体4〜5回位の授乳でした。
しかし、1歳を境におっぱいに対する執着が異常に
出てきた息子。

 

ちょっと転んだりなどして気持ちがへこんだ時には
すぐおっぱい、手持ちぶさたになったらすぐ
おっぱい…と、毎回母乳を飲んでいるわけでは
なさそうだったのですが、何かあるとすぐに
おっぱいを咥えて気持ちを落ち着かせる
癖がついてきていました。

 

1歳過ぎたのにこれではいけない、と思ったこと、
更に夜間は添い乳をしていたため私の
睡眠時間が不足していたこと、そして歯も
生えてきていたため乳首が痛かったことなど、
様々な理由から卒乳など悠長なことは言って
いられない、と思い断乳を決意したのでした。

 

 

断乳はいっぺんにではなく、徐々に行ったのが功を奏した

 

断乳を行うにあたり、まずは自分に対する戒めと
なんとなくでも息子に伝わるといいなと思い、
1ヶ月前から
「この日からおっぱいバイバイしていこうね」
と息子にお話ししていました。

 

そしてこの時期なんと回数にすると一日当たり
10数回ほどはおっぱいを咥えていたであろう
息子に急に全く咥えさせないというのは
あまりに酷だろうと感じ、まずは夜間断乳から
始めることにしました。

 

夜間の添い乳では、寝ている間もおっぱいを
咥えていないことに気づくとすぐに泣いて
求めていたため、多い時には一晩で4〜5回
咥えることもありました。

 

夜間断乳開始初日、やはり予想通り息子は
大泣き…。しかし断固としてあげない姿勢を
貫き、時には抱っこして泣きやむまで歌ったり、
おしゃぶりを代わりに吸わせたりしながら
なんとか朝を迎えることが出来ました。

 

次の日の日中は今まで通り、欲しがるままに
あげていました。

 

すると夜間断乳2日目、1日目の夜よりも
泣いて求める回数が減ったのです。

 

3日の夜には全くおっぱいを求めなくなり、
例えぐずってもトントンと背中を叩いたり
ぎゅっと抱きしめてあげればすぐに
再眠することが出来たのです。

 

こんなにすんなりいくとは奇跡かと
思いましたが、3日目にして夜間断乳に
成功することが出来ました。

 

もしも日中も夜間も同時に辞めてしまっていては、
息子にかなりのストレスがかかっていたかも
しれません。

 

しかし日中も機嫌よく、夜間もすんなり
止めることが出来たのは、徐々にサヨナラする
方法を取ったことが功を奏したのかと
実感しました。

 

 

何よりも辛い、おっぱいを欲しがる息子との闘い

 

夜間断乳が成功したら、続いては日中の断乳に
挑戦です。ここからが本当の闘いの始まりでした。

 

夜間が成功していても日中は別。
これまで通り、ちょっとでも嫌なことがあったり
甘えたくなった時には、すぐに私の服の胸あたりを
引っ張り「おっぱい〜!」と要求する息子。

 

なんとか他の遊びに誘ったり、外に連れ出して
気分を紛らわそうとするのですが、どこか納得が
いってなさそう。

 

しばらくするとおっぱいのことを忘れてくれるの
ですが、大体1時間くらいたつとやはりまた
求めてくるのです。

 

何度も泣いてぐずりながら求めてくる息子に
ごめんねと謝りながら、もう断乳はやめて
しまおうかと思ったことも多々ありました。

 

しかし、ここで辞めてしまってはせっかく我慢して
頑張っている息子にも申し訳ありません。

 

いつもは触らせないインテリアやキッチン用品、
パソコン、果ては給湯器のスイッチまで、
あらゆるもので気を引きつつなんとか初日を
乗り越えました。

 

そして2日目、3日目と過ごしていくうちに、
少しずつぐずらないようになっていき、ついに
4日目に入るとおっぱいを求めることが
全くなくなったのです。

 

私の場合、断乳をお盆期間に設定したので
主人が家にいてくれました。
これも後々考えると本当に良かったと思います。

 

自分一人では気を紛らわすにも限界が
ありますが、パパにどこか連れ出してもらったり
遊んでもらうと、息子もすんなりとおっぱいから
離れてくれましたよ。

 

こうして夜間断乳を開始してから
1週間で、完全に断乳することが
出来ました。

 

 

予想外!想像を絶したおっぱいの痛み

 

息子との奮闘も非常に大変でしたが、それと
同じくらい辛くて大変だったのがおっぱいの痛み。

 

私は今まで母乳パットがびしょびしょに
なるような経験がなく、ハリもそこまで強く
なかったので、自分のおっぱいが多量に出ている
と感じたことはなく、きっとギリギリのラインを
保っているんだろうなと思っていました。

 

ですので、例え断乳したとしても胸の痛みに
悩まされるとは微塵も考えていませんでした。

 

しかし日中の断乳を開始してから2日目、
少しずつ胸に違和感を感じるようになり、
その日の夜から本格的に乳房が硬くなり
始めたのです。

 

今まで感じたことがないほどの胸のしこり、
硬さに驚きました。

 

そして何よりも本当に痛い…。
下着が擦れただけで痛く、何かに触れると
激痛が走りました。一番つらかったのは、
おっぱいを欲しがり泣く息子を
抱きしめてあげられなかったことです。

 

断乳4日目、もう耐えられないと思い
産婦人科を受診しました。

 

すると乳腺炎直前との診断。助産師さんに
圧抜きをしてもらいその方法も教えて
もらいました。

 

一日に数回圧抜きをすると少しは楽に
なりましたが、はじめは2〜3時間に1回は
圧抜きしないと痛くてたまりませんでした。

 

結局胸の痛みは、完全に断乳してから
1週間強続きました。

 

 

断乳の方法やタイミングは、その子その子に合わせてあげて

 

私は断乳をする際、その方法やタイミングが
よくわからず友人に話を聞いたり数々の
サイトを読み漁ったりしました。

 

しかし、結局は自分たちのペースに
合わせるのが一番よかったんですよね。

 

断乳の方法やタイミングに決まりはありません。

 

おっぱいを卒業できた他の子どもたちを見て
焦りを感じるママもいるかもしれませんが、
ある程度は子どものペースに合わせてあげて
良いのではないでしょうか。

 

そして断乳を決意した際には、親子二人で
力を合わせて頑張ってください。

 

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