母乳の出が悪い人といい人の違いとは?母乳の出を良くする方法

母乳の出が悪い人といい人の違いとは?母乳の出を良くする方法

 

母乳で育てているの?ミルクで育てているの?
赤ちゃんを育てているママなら何回も聞かれる
この質問。

 

私も、親戚のみならず散歩中の
見知らぬご婦人からも聞かれました。

 

出がいいなら悩むことはあまりないですが、
なかなか思うように出なかったりすると
とても悩んでしまいますよね。

 

今回は、そんな母乳の出が悪い人と
いい人での違いや、良くする方法を
ご紹介したいと思います。

母乳育児の良い点

 

赤ちゃんにとっての良い点は、母乳が
「一番の栄養」ということです。

 

特に産後7日以内くらいの母乳を
「初乳(しょにゅ)」といい、
免疫物質が豊富に含まれています。

 

そして、母子の絆が深まるというのも良い点です。
授乳中は身体が密着し、赤ちゃんは安心します。
それが心身の発達によい影響をもたらして
くれるそうです。

 

そして、ママにとっての良い点は、産後の
ダイエットに効果的です。

 

母乳で育てるためには、1日
500〜700Kcal消費すると言われています。

 

個人差はあると思いますが、このおかげで私は
特に運動をしなくても、たくさんご飯を食べて
いても2ヶ月くらいで妊娠前の体重に戻りました。

 

この他にも、ミルク代がかからず経済的で
あったり、外出時の荷物が減ったり
夜間の授乳の際、哺乳瓶の消毒や調乳の
手間が省けます。

 

 

母乳の出が悪い人とは?

 

母乳は血液から作られます。
そのため、出が悪いことの原因として
あげられるのが「貧血」です。

 

妊娠中は赤ちゃんに栄養などを血液で
送るため多くの血液が必要になります。
出産時にも大量の血液が失われるため、
余計に貧血になりやすいのです。

 

また、ストレスを感じていても母乳の出が
悪くなってしまいます。

 

「オキシトシン」は母乳を出す働きのある
ホルモンですが、ストレスを感じて
しまっていると、オキシトシンの分泌が
おさえられてしまうそうです。

 

出ないからと言って、ミルクに頼りきりでも
余計に出なくなってしまいます。赤ちゃんが
吸う刺激によって、母乳は出てきます。
なので、でなくてもとりあえず吸わせてみる…
というのを繰り返すのも良いかもしれません。

 

 

母乳の出がいい人とは?

 

では、母乳の出がいい人とはどんな
人でしょうか。

 

産院の助産師さんから聞いたのですが、産後に
分泌されるホルモンを最高値まで高めることが
出来れば母乳が多く出るそうです。

 

最高値に達していない時点で、あきらめて
混合やミルクばかりに頼ってしまうと
ホルモンが出るのも止めてしまうらしく、
母乳も出にくくなってしまうそうです。

 

また、食生活にも影響されます。
乳腺が詰まりやすい、脂肪分や糖分が
高い食事はとらないように気を付け、
水分を多くとる人は出がいいと思います。

 

出をよくするためにできることを実践し、
あきらめないで吸わせることを続ける…
ということが、出がいい人に
つながっていくのではないでしょうか?

 

 

母乳の出をよくするには?

 

では、実際に母乳の出はどうしたら
よくなってくれるのでしょうか?

 

とにかく吸わせることが大切です。
出ない、吸わない…と悩むことも
あるかと思います。
出産後すぐは私もそうでした。

 

上手に吸わせることが出来ず、癇癪を
起す赤ちゃん…そうなると余計に吸い付いて
くれず悪循環。でも根気強く吸わせました。

 

ポジショニングが悪いのかな?
と、試行錯誤して授乳方法を
変えながら吸わせていました。

 

少ししか出ていなくても、とりあえず
咥えさせて吸ってもらってました。

 

次に、体を温めることです。1ヶ月健診で
OKが出るまでは湯船につかることは
出来ませんが、健診後はなるべく湯船に
つかりましょう。

 

体を温めることによって、血行が良くなり
母乳の出にもつながっていきます。
湯船につかれないときは、足湯をするのも
いいでしょう。

 

また、靴下を履くなどして足元を
冷やさないようにしましょう。

 

水分をたくさんとることも、
母乳の出をよくさせるのに大切です。
授乳中は水分が不足しがちです。

 

水分が不足してしまうと
母乳のでも悪くなってしまうので、
意識してこまめにとるようにしましょう。

 

この時、体を冷やさないように
常温もしくは温かい飲み物がおすすめです。
母乳の出がよくなる「タンポポ茶」や、
「ラズベリーリーフティー」を飲むのも
いいでしょう。

 

安産にいいともいわれている
「ラズベリーリーフティー」は私も
愛飲していました。少しクセのある味ですが…
出産後も水分補給と体を温めるために
飲んでいました。

 

母乳は血液から作られるので、
血液の量を増やすのも効果的です。

 

バランスの良い食生活を心掛けましょう。
乳腺がつまりやすい、糖分や脂肪分は
なるべく控え鉄分やたんぱく質、
カルシウムを摂るようにしましょう。

 

 

悩みすぎは母乳にもよくないです

 

母乳で育ててるの?
などの、周りの言葉にストレスを感じてしまい、
余計に母乳が出にくくなってしまう悪循環に
ならないよう、周りの人も配慮が必要ですよね。

 

母乳の出る出ないは、遺伝ではありません。
お母さんは出ていたのに…という人も、
悩まないでくださいね。
お母さんはお母さん、あなたはあなたです。
血はつながっていても、同じ人間ではないのです。

 

赤ちゃんだけではなくお母さんにとっても
一番いい方法で授乳しましょう。
ミルクで立派に育っている赤ちゃんもいます。

 

あなたにとって一番の方法が見つかりますように。

 

 

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